管理会社フロントマンが語る珠玉のエッセイ

〜忘年会に参加できれば一人前? の巻き〜

寒くなりました。
夏が終わったと思っていたら、もう年末です。

漏水事故、大規模修繕、騒音トラブルの仲裁、理事会また理事会、
そして総会のお手伝い等。。。
あっという間に一年が経ちました。

今年の自分ってどうだったのかなあ。
去年と変わらないかもなあ。
管理会社のフロントマンなんて、日常の業務やトラブル処理で精一杯。
めまぐるしく月日がどんどん過ぎていくだけの日々です。

でも、仕事覚えたての若いころの思い出はあります。

12月の理事会が終わると、そのまま忘年会に移行。
私が初めて、
「一緒にどうぞ」と声をかけられた日でした。

理事のみなさんは年輩の方ばかりだから、固くなってたけど、
私なりに精一杯飲んで、ヨイショして、酔っ払って・・・
次の日二日酔いで会社に出勤し、
怒られるかなと思ったんですが。

そしたら先輩から、
「忘年会に呼ばれるようになったら一人前だな」と声をかけられてびっくり!

ある時は、
隣接地のビル建設への反対運動に対して、
資料提供や助言をしていたら、
ビルは建つけど管理組合に迷惑料が数百万入ることになって、
「よくやってくれたから、君の特別の活躍に対し小遣い10万円」だって。
「会社に言えないおカネはもらえません」って言ったら、
「じゃ、来期の委託料値上げするかぁ」。

またあるときは、
修繕工事のずーと前から、不具合箇所をこまめにチェックしていて、
それを理事長に見せたら
「工事はおたくに任せるよ。後で理事会で提案するから…」と一言。
その理事長から、
「定年でもう着ないからもらってくれ」と、スーツをいただいたこともあったっけ。

やっぱり、いろいろ管理組合のために、
真剣に考えて動くことが大切ですよね。

なんか若いころを振り返っていたら、初心に帰っちゃいました。




■筆者プロフィール■
黒木 浩(仮名)
昭和36年生。大学卒業後、大手管理会社に就職。将来を有望されるも、一身上の都合で退職。現在は小管理会社で社長の片腕として活躍する。昔から理事会後に「泊まっていけ」と酒に付き合わされるタイプ